Q&A ・ よもやま話

Q&A よくある質問

Q1. 本当に何も知らない初心者ですが、参加しても本当に大丈夫ですか?

これがお問い合わせの中で1番多い質問です。
日本刀、又は、昔の日本の歴史にホンの少しでも「興味」があれば大丈夫です。
先生のお話の中で分からない事がございましたら、せっかくお金を払って時間を作って参加されているのですから、ご遠慮無く中原先生にドンドンお気軽にご質問されて下さい。先生が面白可笑しく親切丁寧にご説明して下さります。
どのようなグループ・団体でも初めて参加する時は勝手が分からず、みんな多かれ少なかれ緊張して不安があるものです。みんなそうだったし、私もそうでした。それが普通だと思います。その事は十分承知しております。みんなそうですから、あまり気負いせずに、遊びに来る程度の軽い気持ちで全く構いませんので、どうぞお気軽にお越し下さい。
超初心者の方、大大大大大歓迎です!

Q2. 年齢や性別などに制限はありますか?

ありません。
未成年の方は保護者同伴で参加可能です。
過去に小学生が来られた例が複数ございます。

Q3. 服装の規定はありますか?

ありません。
TシャツにジーンズでOKです。自由です。

Q4. 会員制ですか?入会しなければいけませんか?

当会は会員制ではありません。
従いまして、ご入会される必要はございません。

Q5. 参加費(会費)はいくらですか?

費用についてご説明致します。
まず、上記と重複致しますが、当会は会員制ではありません。
よって、入会金や年会費などはございません。
ご参加されるその都度、参加費(会費)のみを頂戴しております。
参加費(会費)は、初めて参加される方は半額のお一人2000円です。
2回目以降はお一人4000円です。
親子2人(未成年の子と父か母)でのご参加は「親子応援特別割り引き」が適用されて、親子2人で4000円です(子は未成年者に限ります)。
刀剣会開催当日に会場内において受付時に「現金」でお納め下さい。
なお、各種スマホ決済・電子マネー決済、プリペイドカード、クレジットカードはご利用頂けません。
又、大変恐縮ですが、複数人の方々が一斉に渋沢栄一さんでお支払いをされますと、お釣りに大変困る状況になってしまいます。
本当に本当にお手数お掛けして大変申し訳ございませんが、なるべく釣り銭無きように事前のご準備とご協力の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

Q6. 集合時間は何時ですか?

集合時間は決まっておりません。
しかしながら、開会の10分程度前までにご来場されて、トイレや参加費(会費)のお支払い等の受付を済まし、少しでも落ち着いて刀を鑑賞できる状態になられる事をおすすめさせて頂きたい、と存じます。
ですが、開会の時間より遅く来られても、逆に早く来られて待機されていても全く構いません。「自由」です。
なお、早退も自由です。ご返金は致しかねますが、ご予定がある場合など会の途中で早退されても全く構いません。

当会公式YouTubeチャンネル

【動画】移り変わる「移り」中原信夫先生講義録

「刀剣会ってどんな感じのところなんだろう?」そんな素朴な疑問を抱かれている方はコチラの動画をご覧下さい。会の雰囲気が何となく分かって頂けるかと思います。

この他にも複数の動画がございます。

ポッドキャスト的な音声だけの動画が多いのですが、何か他の事をしながらラジオの様に聴けるので、時間が有効に使えると思います。

ご視聴して頂けたら幸いです。

刀剣漫遊記!

「あそこに行ったら刀が見れるらしい、見れるかも、見れたらいいな、見れたらラッキー♪」ぐらいの軽いノリで、伝聞と噂と僅かな情報と自分の勘と運だけを頼りにあっちこっちと、時には計画的に、時には行き当たりばったりに、時には単なるその場での思いつきで、刀などを求めてブラブラ巡った探訪録です。

① 阿蘇神社展 ~復元された蛍丸~

去る2024年3月9日の刀剣会開催当日に、中原先生と昼食をご一緒した後、肥後銀行本店の一階で開催されていた阿蘇神社展に2人で行って来ました。
中原先生は蛍丸を復元した現代刀匠お二方のうち、大分県の刀工の方をよくご存知との事。
蛍丸の写真撮影OKだったので、スマホで撮ってきました。
三尺三寸ちょっとの大太刀、実際に生で見ると、当たり前ですが、長い!鞘はもっと長くてデカイ!拵に入れたら相当ゴツいよ!これ、一体どうやって抜くんだろう?
いや~、それにしても刀剣乱舞の力って凄いですね!恐るべし刀剣女子のパワー!凄いよね!

復元された大太刀の蛍丸

② 宗像大社の神宝館

先日、宗像大社に参拝した折りに、同敷地内にある神宝館に行って来ました。沖ノ島から出土した国宝が沢山展示されていて、写真撮影可との事で色々撮らせて頂きました。
「刀関係の出土品はあるかな?」と思いながら順路に沿って見ていくと、ありました!
古墳時代の鉄製の剣と刀で、目釘穴が確認出来ます。鎺(はばき)もありました。他に当時の拵えの一部も展示されてました。
毎年、宗像大社には幼少の頃から家族で初詣に来てたけど、恥ずかしながらこの年になって初めて神宝館に行った次第です。
しかし、刀に全く興味が無かった頃にこれを見ても「はぁ?何これ?赤く錆びてボロボロになってるただの板みたいなモノじゃん。これがどうしたの?これの何がスゴいの?」としか思わなかったでしょうね。

宗像大社の神宝館所蔵の古墳時代の刀

③ 祐徳博物館 ~歴代忠吉の刀~

日本三大お稲荷さんの一つである佐賀県鹿島市の祐徳稲荷神社。そのすぐ向かい側にある祐徳博物館に行って来ました。四代以外の初代忠吉から九代忠吉までの肥前刀が企画展示されていました。二代と三代の合作もあり、初めて五代・六代・七代の刀を見ました。残念ながら写真撮影は禁止。
歴代忠吉の他に、伊勢神宮に奉納された直刀の太刀の影打ち・備前康光・土佐吉光・江州一峯・石州直綱・備後三原藤原貝正則などがありました。
又、鹿島藩の歴代藩主の甲冑がズラーーーーーーッと展示してあり、とても見ごたえがありました。圧巻です。個人的には表面に鎖帷子(くさりかたびら)が施された甲冑が、何か良かったです。カッコ良かった!
拝観した後、外のトイレの側の喫煙所で煙草を飲んでたら、先ほど館内で話した学芸員さんも丁度来られて、お互い一服しながら、引き続き色々なお話を聞かせて頂きました。
参道で買った糸切り羊羹も美味かったし、良い所でした!大変勉強になりましたよ!

④ 刀工 金剛兵衛盛高の石碑

以前、中原先生が「太宰府天満宮そばの宝満山に金剛兵衛の記念碑がある」と仰ってたので、探しに行ってみました。車を駐車場に停めて、登山者とすれ違いながら漫画「鬼滅の刃」の影響で一際賑わうようになった竈門神社に向かって歩いていると、左手の紅葉したモミジの奥の方に何となくそれらしき3つの石柱があり、近づいてよく見てみると、真ん中の石碑に「刀工金剛兵衛源盛高発祥之地」と刻まれてました。左右の大きな石碑にも文字が刻まれてましたが、コケなどで覆われてあまり読めません。でも、思ってたより意外とあっさり発見出来て良かったです。任務完了!その後は勿論、太宰府天満宮の参道に寄って梅ヶ枝餅を買い込んで帰途に就いたのは、ことさら言うまでもなく当たり前の事です。当然の流れです。自然現象です。宇宙の真理です。梅ヶ枝餅目当ての石碑探しでもいいじゃない。人間だもの。愛刀家だもの。

宝満山の竈門神社にある刀鍛冶の金剛兵衛盛高の発祥記念碑

⑤ 中津城 (奥平家歴史資料館)

大分県の中津市といえば、みんな大好きな「からあげ」の聖地です。その旨いからあげを買いに行ったついでに「あわよくば」と、刀関係のモノを求めて中津城の中にある奥平家歴史資料館に行ってみました。徳川家康の6才の可愛い曾孫が、病気で療養中の家康のお見舞いに行った時に「ねぇ~ひいじいちゃん、これちょうだい♡」と言って貰ったという白鳥鞘の鑓がありました。長さは三寸で三条小鍛冶宗近作との事。薙刀、袖絡もありました。又、歴代中津藩主の鎧兜も展示してあり、それらの甲冑を見ていたら売店のお姉さんが話し掛けてきて「一番右の薩摩の島津家から養子として来た五代藩主の甲冑には、丸に十字の轡紋(くつわもん)が施されていて、その鎧と兜のあちこちにある♡(ハートマーク)を逆さまにした装飾は、猪の目を模した魔除けらしいですよ」と、教えてくれました。へぇ~、知らんかった!そうなんですか!売店のお姉さん、サンキューです!他には羊の毛みたいにモコモコした陣羽織、火縄銃、法螺貝、徳川家康の鎧兜の写し、古文書などが所狭しと展示されていました。これら以外には解体新書とその原本のターヘルアナトミア、蘭学事始、褌一丁で磔にされてる人の絵、鷹狩りの道具類などがありました。
この中津城は、想像以上に色んなモノがあり、又、今回は時間的にあまりゆっくり見れなかったので、きっとまたいつか訪れると思います。面白かった!からあげも美味かった!何か良かった!

徳川家康から貰った槍や薙刀や袖絡

⑥ 玉名市立歴史博物館 〜同田貫の刀〜

『同田貫の刀が見れるらしい。写真も撮っていいらしい』という情報を掴んだので、玉名市立歴史博物館こころピアという所に行ってみました。少し前衛的な外観の建物だったので「ここ、本当に歴史博物館か?間違いないよね?」と、思いながら階段を登って中に入りましたが、間違いなくココでした。入館料300円を支払って地下?一階?に行ったら、ありました!同田貫!初代正国、直景、宗廣の刀が展示してありました。どうやら様々な同田貫の刀を適時入れ替えて常設展示されているようです。ならば、またいつか来なければなりますまい。愛刀家だもの。そして、なんと言っても、これは良い事なのか悪い事なのかとても微妙ですが「人が少ない」(笑)。たまたまかもしれませんが、入館者が少ないように見受けられ、周りに誰もいなかったので、ガラスにへばりついてゆっくり観れました。分厚いガラス越しだけど、300円で色んな同田貫が観れるので大変お得だと思います!

同田貫初代正国の刀

⑦ 菊池神社の歴史館

たこやき大阪合志店の蜂来饅頭(あずきあん)は美味いので、道中に買ってパクつきながら「菊池氏の神社ならば何か武具があるだろう」と予想して、初めて菊池神社に行ってみました。本殿に参拝した後、お守り等を販売している色が白くて若くて可愛い巫女さんに尋ねると、境内の歴史館に刀などが展示されているとの事。やっぱり!その場で入館料500円を支払って歴史館に入ると、武者絵や能面や能衣裳や元寇のモンゴル軍の衣裳等と共にありました!同田貫宗廣の脇差と朱鞘、信國の短刀、大石左教永の槍、国行、豊前行勝、國村、國時などなど。槍と短刀が多かったです。菊池千本槍ですからね。甲冑もいくつか展示されてました。が、しかし、写真撮影はNG!残念無念!色が白くて若くて可愛い巫女さんに「すみません。撮影はご遠慮させて頂いております。。。」って、ホント申し訳無さそうに言われたら、そりゃあんた、キチンとマナーを守らねばなりますまい。隠し撮りなんざ男が廃るというものであります。日本男児だもの。愛刀家だもの。

⑧ 熊本市田原坂西南戦争資料館

2025年3月8日の刀剣会当日、JR熊本駅に中原先生をお迎えに行く道中、何故かは全く分からないんだけど「時間はまだあるし、田原坂に行ってみよう」と、何となくフト思って、6年ぶりに熊本市田原坂西南戦争資料館(正式名称って長いね(笑))に、フラッと行ってみました。以前行った時に刀が展示してあったかどうかなんて、これっぽっちも一切記憶に無く、ほとんど期待もせずに「もしかしたらあるかもね〜」ぐらいの軽い気持ちで館内を順路に沿って歩いて観てたら、ありました!花岡山の麓の薩摩軍の陣があった所で発見されたという高田の國重の脇差(肥後拵)、波平の脇差、備前盛光の脇差!軍刀もありました。示現流&野太刀自顕流&新陰流&雲弘流&伯耆流VS警視庁抜刀隊、凄い斬り合いだったでしょうね。一部を除き写真撮影OKだったので撮らせて頂きました。入口の横にあった無料冊子「年刊田原坂vol2」によると、筑後の祐利、国俊の脇差、波平の脇差、同田貫賢次の槍も収蔵されているようです。外に出て公園に行くと、美少年像の近くの説明書きに「官軍から発射された弾丸は一日平均三十二万発」「日露戦争旅順攻撃当時の一日平均発射弾数三十万発」「負けじと撃ちまくった薩軍の弾数を入れますといかに激烈を極めたか窺うに足ると思います」とありました。本当に、現実に、日本刀で斬り合い、銃で撃ち合い、想像を絶する激戦の真っ最中だった今から148年前の今日3月8日に田原坂へ来るなんて、ついさっきまで露にも思ってなかった。たまたま訪れた日がたまたま戦いの最中の日でした、というだけの話なんだけど「目に見えない不思議な何かに呼ばれた」と、勝手に都合良く思い込んで悦に入っておきます(笑)。それにしても凄い戦いとしか言いようがありません。田原坂、やっぱり凄い!再訪して改めてそう思った次第です。

展示されている日本刀

HP管理人の不肖内藤が刀剣会でガツン!と衝撃を受けた日本刀ベスト3!

これまで刀剣会で様々な日本刀を拝見させて頂いてきました。
その中でも特に印象深く、見た瞬間に思わずウォォォ!と声が出そうになった刀を「独断と偏見と100%個人的な好み」で、勝手に3つ選んでみました。
なお、今後、刀剣会で拝見する刀によって、順位が変わる可能性大でございます。
皆さまはどの様な刀がお好きですか?
私は以下のような刀が良かです。
では、どうぞ!!!

第1位 備前長船 源兵衛尉祐定の双刃短刀!

中学生の頃、レンタルビデオ店で借りて観た「ランボー3」。
その映画の中でシルベスター・スタローンが使っていた「ランボーナイフ」。これが物凄くカッコ良かったんです。
それから数十年後、刀剣会でこのデカくて長くてゴツい短刀を見た時「あ!!ランボーナイフだ!!」と、思わず恥ずかしながら子供の様に内心興奮しました。
姿形はランボーナイフと全く違うんですが「ゴツさ」ですよ。「ゴツさ」。ランボーナイフとイメージが重なって、もうイチコロでした。
双刃(もろは)で長さは九寸!元重ねが厚く、これで刺されたらひと溜まりもないでしょう。
中原先生曰く「こんなものはバケモノですよ!」との事。
とにかく「強さ」を感じさせる短刀であり、又、「恐怖」を覚える短刀でもありました。
欲しい。これ、欲しい。カッコイイなー、双刃!短刀!!!

第2位 肥前 近江大掾忠廣の足長丁子!

鑑定刀の参号刀として並べてあったこの刀。
手に取って刃文を観たら忽ち「凄い!スゴい!すご過ぎる!こ、れ、は、綺麗だーー!!!!!」と心を鷲掴みにされました。
同時に「どうやって焼いたんだろ???」という思いが湧いてきて、尊敬とも憧れとも畏れとも何とも表現し難い色んな想いが入り混じった心理状態になった事を憶えています。
すごかったです!!足長丁子!!ホンッッッットに綺麗だった!!!!!

第3位 因州 眠龍子寿実の富士見西行!

刀剣会に出入りする様になってまだ間もない頃、この富士見西行と呼ばれる刃文の刀を拝見しました。
見事でした。西行法師が富士山を眺めている姿の刃文で「よくこういう刃文を焼けるなー。一体どうやって焼いたんだろう?」と思いながら観てました。
思い通りに焼きを入れる事が出来るその腕!技術の高さ!まさに職人技!
西行法師がチョコンと小さく焼かれてて、立派な富士山を見ている。その様子が何とも言えず可愛いんです。面白いんです。微笑ましいんです。やっぱり凄いですよ!昔の職人は!
今でも目に焼き付いております。

番外編 大和 金房兵衛尉政次の皆焼刃!

当会でこの金房の刀を観た瞬間「なんじゃこりゃ~!汚い!失敗作なんじゃないのか!?これは!?汚い!」と思ってしまいました。
これが初めて皆焼(ひたつら)という刃文を観た時の嘘偽り無い正直な感想です。
でも、その日の講義で中原先生に「金房は宝蔵院流槍術の十文字槍を作っていた」と教えて頂いて、吉川英治の時代小説「宮本武蔵」をスラムダンクの作者・井上雄彦氏が描いた漫画「バガボンド」の愛読者であるHP管理人は「あの胤栄や胤舜が使ってた槍を作ってたのか!なんだ!金房ってスゴいじゃん!」と思い直したという、ちょっと違う意味で非常に記憶に残っている刀の一つです。

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